3ピリ10分、日大は川口が5点目のゴール。相手の反撃意欲を殺ぐ効果的な得点にベンチ、スタンドが熱を帯びた。


平成30年度関東大学リーグ戦 1部B

2018.11.25 東京都西東京市・ダイドードリンコアイスアリーナ

日本 8(1-1、2-1、5-1)3 大東文化

順延された試合をともに1つずつ残しているものの、勝ったほうが1部B優勝に近づく一戦は、日大が後半にゴールラッシュ、ライバルの大東文化を退けた。

すでに1部A7位で入替戦出場が決まっている日体大がゲームスカウティングする中、最初にゴールネットを揺らしたのは日大。1ピリ3分、FW笹川昂成(3年)が派手なガッツポーズとともにスコアする。大東も6分、1つ目のウイングに抜擢された寺西泰成(1年)が同点ゴール。DF登録ながら大東に入ってからはFWとして頭角を現した、荒削りの魅力を備えた大型ルーキーが存在感を発揮する。

前に向かう個々のエネルギーを感じさせる日大と、つなぎの速さで攻め込む大東。スピーディーな展開のまま2ピリに入ると、大東の運動量が日大を上回っていく。日大は3分、反転速攻からパックをゴールに流し込むも、フットシュートでノーゴール。その後は4分、5分と立て続けにペナルティを犯し、大東にはこれ以上ないチャンスが到来する。しかし、大東は5分、ゴール前に詰めていた日大のF1にGKがパックを渡してしまう痛恨のミスで2失点目。6分にも日大がゴールを上げ、3-1となる。それでも大東は3失点を機にゴーリーを代え、14分にはFW矢島龍(4年)がゴール、最終ピリオド1分にもキャプテンのFW松渕雄太(4年)が左から決めて3-4と、1点差に詰め寄った。

意気上がる大東と、追われる日大。それでも、そこで待っていたのは日大のゴールラッシュだった。3ピリ6分、FW武田裕大(2年)のゴールを皮切りに8分間で怒涛の5得点。この試合で挙げた8ゴールの内訳は、1つ目が2得点、2つ目が3得点、4つ目が3点。4つ回しを徹底したことで、どのセット、どの選手もエネルギーが落ちず、60分トータルでしっかり勝ち切った。

日大・佐竹剛監督は「4つで回せていることも大きいですし、ベンチに入っていない選手も、試合に出ている選手との差はありません。特に目立つ選手はいませんが、層の厚みが今季のウチの特徴」。元フリーブレイズの元野道隆コーチの指導で、スコアリングの技術が向上していることも大きい。12月9日の入替戦はA8位の東海が相手。Aで1シーズン戦って力をつけている相手に対し、日大もまた自信をつけた一戦だった。

2ピリ前半までは互角の戦いも、最後は精神面のスタミナが切れた大東。12月9日、日体との入替戦(順位決定戦)までにもう1ランク、チーム力を上げたい。

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