経験で勝る電通の守りに苦しめられながら、終盤のゴールラッシュで逃げ切ったブルーズ。史習成コーチ(慶応義塾大学4年)は「盛り上がったでしょ? 計算通りです」と言いながらも、首元には冷や汗が光っていた。


2019.2.16 東京都西東京市・ダイドードリンコアイスアリーナ

東京ブルーズ創設試合 Powered by 株式会社イメージ 

ブルーズ 6(1-1、1-2、4-0)3 電通

※第3ピリオド5分以降はランニングタイム

観衆762人

 

▽得点経過

ブルーズ①11分37秒 G松渕雄太(A矢島翔吾)

電  通①16分17秒 

ブルーズ②23分02秒 G武田裕大(A宮本明朗、茂木慎之介)=PP

電  通②34分48秒

電  通③38分48秒

ブルーズ③46分09秒 G矢野倫太朗(A蓑島圭悟、竹高成嘉)

ブルーズ④51分01秒 G茂木慎之介(A阿部翼、伊藤俊之)

ブルーズ⑤51分31秒 G矢野倫太朗(A志田凌大)

ブルーズ⑥59分05秒 G茂木慎之介(A宮本明朗)=EN

 

2月16日、西東京市のダイドードリンコアイスアリーナで行われた「東京ブルーズ創設試合 Powered by 株式会社イメージ」対電通戦は、6-3でブルーズが勝利しました。

試合前日、電通チームよりメンバーの告知があり、陣容の豪華ぶりにブルーズのLINEグループには「まずいぞ」「強そう」と危機感を募らせる言葉が並びました。実際、電通チームは強かった。足とスティックを活発に動かし、ブルーズのつなぎを遮断。第1ピリオドはスコアも内容もまったくの五分と五分でした。

第2ピリオド序盤にブルーズは武田のゴールで勝ち越し。さあ、これから「BLUES TIME」かと思いきや、電通はそこからFW吉田厳介選手が2連続ゴールを決めて逆転。それでもブルーズは第3ピリオド、矢野の2得点など4連続ゴール(6点目はエンプティ・ネット=相手チームがGKをベンチに上げ、守る人がいない状態でのゴール)を奪い、再逆転で勝利を収めました。

試合後、蓑島キャプテンは「今日はいつもの大学リーグとはお客さんの反応が違っていましたね」。1つのシュート、1つのボディチェック(体当たり)に「おー」というリアクションが館内に響き、普段はあまりアイスホッケーをご覧にならない方、初めてアイスホッケーを観戦された方が多かったことがうかがえました。試合前夜にはLINEグループで会場入りの際のドレスコードについて選手間で話し合うなど、ファンの方の「目」を意識した一戦。試合前の「練習見学会」、高田馬場アトムズと埼玉ウォリアーズとの「キッズゲーム」を含め、アイスホッケーって面白いと思っていただいた人がいたならば、それはどちらのチームがというより、アイスホッケーの「勝利」だったのではないでしょうか。

なお、株式会社エフエム西東京様より優秀選手賞として、西東京市の銘菓「旭のかりん糖」でおなじみの旭製菓のかりんとう詰め合わせをご提供いただき、ブルーズは矢野選手、電通は吉田選手が受賞しました。

スタンドにお越しいただいた皆様、キッズゲームにご参加の両チーム、特別協賛の株式会社イメージ様、ご協賛いただいた皆様、運営にご協力いただいた学習院大学アイスホッケー部、明治学院大学アイスホッケー部、日本医科大学アイスホッケー部の部員の皆様、対戦に応じていただいた電通チームと、アイスホッケーに感謝いたします。

試合前には株式会社イメージ石谷久彦社長が記念フェイスオフを行なった。律儀にパックを追う蓑島キャプテンと、目力100パーセントでカメラに視線を送る電通・児玉キャプテン。このあたりは社会人の余裕か。

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