3カ月間暮らす部屋はこちら。想像していたよりも綺麗で、かなり広く、快適な生活が送れそうです。


皆さん、こんにちは! 中央大学でもブルーズでも背番号28のDF兼チーフマネジャー、小川翔太です。神奈川県横浜市出身、高校時代は宮城・東北高校でプレーし、現在は中央大学総合政策学部の3年生です。

東京ブルーズの第2戦、5月18・19日の関西レッドスターとの東西対決はお楽しみいただけたでしょうか? 残念なことに、私は前回に引き続き、今回もプレーヤーとして参加することができませんでした。前回は指の骨折での欠場、今回はアメリカ留学が理由です。

5月から7月までの約3カ月、アメリカのシアトルに語学留学に来ています。ゴールデンウイーク途中に日本を発ち、こちらに来て3週間が経過しました。英語だけでなく、いろいろなことを感じ、学べる3カ月になると思っていますが、その経験を少しでも共有できればと考え、2月のインド旅行記に続き、留学記を掲載させていただくことになりました。

そもそも、なぜ今、アメリカに来たのかというと、国内でもグローバル化が進んできて、将来的に英語力と異文化理解力は不可欠になると考えたからです。就職の際、できればスポーツビジネス業界に進みたいという思いがあり、スポーツビジネスの最先端を行くアメリカで多くのことを感じ取りたいというのも理由です。世界の中心であり、経済や文化の最先端を行くのがアメリカだというのも、この国を留学先に選んだ理由の一つです。

学校は休学するのではなく、3年生の今年度は、半年間は履修しなくても卒業に影響は無いと言い切れる単位数だったため、休学しない形をとりました。ただ、英語の必修科目を後期に変更できなかったため、留学で英語を勉強しているのに英語の単位を落とすという皮肉な事態を招いてしまいました。4年次に必修科目を取ることになります。中央大学にも留学制度があるのですが、自分の英語力が募集要項の成績に達していないこと、留学の期間がアイスホッケーのシーズンと重なってしまうことが理由で、制度を使うことができませんでした。

昨年の年末、アイスホッケー部のスタッフ、ゼミの先生に留学に行く相談をして、許可をいただきました。申し込み後は週1回、英会話教室に通いました。アイスホッケーの練習のときも、往復の車の中で単語帳で単語を勉強していました。

今回、留学先に選んだのは「EF」という語学学校です。正確にいうと、シアトルというよりは、シアトル郊外の「オリンピア」という町の外れにあります。学校も寮もEvergreen State Collegeの中にあり、この大学の設備を使えて、しかも郊外ということで生活しやすいと思ったことがSeattle校にした理由です。英語力の向上だけでなく、考え方の異なるさまざまな国の人と共同生活を送ることでグローバルスタンダードな考え方を身に付け、人として成長したいというのも目的です。人と話すのが得意ではなく、コミュニケーション能力があるほうではないと自分で思っているので、この留学を機に成長したいと思っています。

寮の外観。このような建物が他に3つあって、EFの生徒と大学生が生活しています。


前置きが長くなってしまいましたが、今日はシアトル到着日のことを簡潔に書いていきたいと思います。

留学の準備はそれなりにやってきましたが、出発が近くなっても、これといって実感がわいてきませんでした。2月にインドへ行ったばかりだったので、街に出ればなんでも揃えられる環境があるだけで気が楽だったのだと思います。

それでも、いざアメリカに降り立ってみると鳥肌が立ちました。やはりアメリカは他とは違う雰囲気というか緊張感というかがあるようです。出迎えスタッフに会えないというプチ・ハプニングを乗り越え、日本を飛び立って12時間、ようやく寮にたどり着くことができました。

入寮初日は何もなく暇だったので、タコマ空港から一緒に来たコロンビア人の学生2人と街に出ました。で、ここでもプチ・ハプニング。腹ごしらえにピザハットに行ったのですが、注文の仕方がよくわからず、出てきたのはホールのピザ。1ピースを頼んだつもりだったのですが…。あまりにも多かったので、持ち帰って夜ごはんもピザになってしまいました。もうピザはしばらくいいやと思うのですが、この国にピザとハンバーガー以外の選択肢はあるのでしょうか。

コロンビアの2人と一緒に過ごして感じたのは、彼らの母国語がスパニッシュにもかかわらず、普通に英語が話せるということです。発音も会話のテンポも日本人同士の英会話とは全く異なり、何の話をしているのかを理解するのでやっとでした。現地の人と会話を成立させることが想像より難しそうで心が折れそうですが、そのスピード感や自己主張に負けていては、きっといつまでたっても「会話」はできないままでしょう。もっと積極的に会話に参加しなければ! そう感じたシアトル(郊外)滞在初日でした。

※小川選手の留学日誌は不定期で連載します。

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