2020関東大学リーグ戦、ディビジョンⅠ・グループA(1部リーグA)の第3週は11月1日に西東京市・東伏見のダイドードリンコアイスアリーナで3試合が行われ、前年度優勝の明治、同2位の中央、4位の東洋が、それぞれ開幕3連勝を果たした。

あっと言わせたのは、法政。鹿のシルエットをあしらった伝統のユニフォームで登場したのだ。かつて公式戦72連勝、インカレ12連覇を果たした黄金時代を想起させるデザインで、品川アイスアリーナ(東京都大学リーグ)、日光電工リンク(インカレ)で無敵を誇っていた時代を思い出した人もいたのでは。

古きものと新しきものが交差する、学生アイスホッケー。森健城の写真とテキストでご案内します。

▽第1試合 明治(3勝) 10(3-3、5-0、2-3)6 日本大(1勝2敗)

第1ピリオド、均衡を破ったのは明治FW佐久間雄大(3年)。ゴールした後、この日から人数限定で観戦が可能になった家族に向かって手を振る。

2ピリ終了時点で明治が5点リードするも、日本大も3ピリに意地を見せる。FW中道歩輝(3年)、エースFW川口親士(4年)らのゴールで3点を返した。

▽第2試合 中央(3勝) 2(0-0、1-1、1-0)1 法政(1勝2敗)

法政はオレンジに鹿の図柄が描かれた伝統の新ジャージーをお披露目。

中央はキャプテンのFW徳光陸(4年)がケガで離脱、DF小川翔太(4年)がCマークを付けた。

立ち上がりから引き締まった好試合。両チームともチャンスはあったものの、中央・館田卓、法政・中島康渡の4年生ゴーリーの好セーブで、1ピリは双方無得点に終わる。2ピリ開始直後の20分、法政DF栗原皐成(3年)の先制点で試合が動いた。中央も34秒後にDF長岡翼(3年)の個人技からのゴールで同点に。

勝負の3ピリ。中央はパワープレーのチャンスに、DF中村宗史(3年)、FW宮本明朗(4年)のパス回しから、FW荒木翔伍(2年)が勝ち越しゴールを決める。これが決勝点となり、中央も明治に続いて負けなしの3連勝をマーク。

▽第3試合 東洋(3勝) 4(0-0、3-1、1-0)1 慶應義塾(3敗)

圧倒的なスキルと個人技を持つ東洋が攻め続けるのに対し、慶應も献身的な守りで対抗。慶應GK木村初穂(3年)の好セーブもあり、お互いスコアレスで1ピリを終えた。

2ピリ20分、PPを得た東洋は、DF石田陸のポイントシュートがいったんは相手GKに当たるも、そのままゴールに吸い込まれて先制ゴールに。

その後、東洋はFW中島照人(1年)、FW前田拓杜(2年)のゴールが立て続けに決まり、3点のリードを奪う。

しかし、慶應もPPの32分、1年生のFW田原輝志がゴール前でシュートの方向を変え、大学初ゴール。2点差に詰め寄った。

スコアはそのまま動かず、3ピリ後半へ。慶應は2点差ながら残り1分でGKを上げるが、東洋がダメ押しの4点目を挙げ、試合終了。東洋も3連勝と、依然として全勝をキープしている。

(取材・森健城)

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