2020関東大学リーグ戦・1部リーグA 第5週(11月22日・西東京市・ダイドードリンコアイスアリーナ)

第2試合 明治(4勝1敗・勝点12) 1(1-1、0-2、0-2)5 東洋(5勝・勝点15)

昨秋覇者の明治、2位中央、4位東洋が三つ巴で優勝を争う2020関東大学リーグ戦・ディビジョンⅠのグループA(1部リーグA)。ここでは第5週の明治-東洋戦をリポートする。この試合を迎えるまで、明治、東洋ともに昨季の下位校を相手に4連勝しており、全勝同士の対決となった。勝った東洋は、同じく不戦勝を含めて5連勝の中央戦(11月29日)に向けて大きな勝利。明治も優勝の望みは残っているものの、最終戦の中央戦で、この試合の得失点差「マイナス4」を補完する点数での勝利が必須になった。(取材・森健城)

明治はDF青山大基(3年)、東洋はFW清水怜(4年)がこの試合から復帰。両チームともフルメンバーでの試合となった。優勝争いの生き残りをかけた重要な一戦だ。

試合は第1ピリオドから動く。東洋は5on3のPPを得た9分、キャプテンのFW猪狩大智(4年)のゴール前を横切るパスをFW武部虎太朗(4年)が冷静にレシーブ、明治GK香田凌辰(4年)の肩口を抜く。

歓喜の輪をつくり、パスを出した猪狩を待つ東洋プレーヤーの表情が素晴らしい。この試合にかける気迫が伝わってくる。注目の先制点は、東洋が挙げた。

しかし、明治も12分、すかさず反撃に出る。FW中條廉(2年)が東洋のDF越しに放ったシュートが、バックサイドの肩口へ。これで1-1、がっぷり四つのまま最初のピリオドを終える。


両チームにとって何より欲しい「2点目」は、第2ピリオド始まってすぐに決まった。21分、東洋・猪狩がゴール前に運んでから強引にシュート。そのリバウンドをFW阿部泰河(2年)が叩き、勝ち越しゴールを奪う。

さらに東洋はPPの28分、猪狩のエントリーから、1年生のFW中島照人が中央から狙い澄ましてゴール。これで3-1、明治を突き放しにかかる。

追いつきたい明治は、いつものようなパスで崩すホッケーが影を潜めた。フィジカルとスピードで上回る東洋を相手に、プレーを自由に展開できない。東洋GK・佐藤永基(1年)の好セーブもあり、東洋2点リードのまま2ピリが終了する。

第3ピリオド。早く追いつきたい明治だが、ペナルティが多く、自分たちのペースに持ち込めない。

逆に、3ピリ最初のゴールを決めたのは東洋。2ピリ終わりから続くPPの41分、DF武部太輝(2年)が得意の高い位置から強烈なシュートを決め、4-1とする。

明治は43分からGKを香田からルーキーの中村柊志綺に交代。しかし、それでも東洋の猛攻は続き、明治は防戦一方の戦いを強いられる。

試合終了間際、東洋はまたもPPで猪狩がゴール前に持ち込み、リバウンドをFW久米誠斗(3年)が流し込む。これで5-1、4点もの差をつけて東洋が明治を圧倒した。

SOGは明治が16だったのに対し、東洋は55。点差以上に、試合は終始、東洋ペースだった。中でも5ゴールのすべてに絡んだキャプテン猪狩は、この時点でポイント王。翌週の中央戦に向け、自身とチームに活力を与える活躍だった。

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